六流　～1020年　十一月～ - 垣根の垣根の百物語

十一月です！！！今月から大江山の門が開くんですけど……今年はちょっと顔を出してみようかなと思ってます。いい加減に突っ込んでみたい。あとどれだけ通用するのか試してみたい。二年もじっくり力を貯めました。そろそろ殴り掛かっても良い頃合いでしょう。

今月はどうするか……というより先に、我が家には双子の子がやってきます。紹介できるのめっちゃ楽しみだった……

まずはこの子、お姉ちゃんからです。はい。

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この子をですね！！！！！拳法家にしたかったんですよ！！！！！！くあっこいい！！でも心の水は高い！くあっこいい！！！！！！ただやっぱり由良様譲り。心の火はちゃんと燃え上ってますね……火力は低いんですけど、それ以外の体素質は高水準でまとまっているのも高ポイントです。

愛称・ネズミってなんでしょうね。ちょっと考えたんですけど、全然ネズミ感ない。しかも、「愛称」って家に来て即決まってることはなさそうだし……自称なのかな。自らをネズミと自称して、謙遜しつつ、でもそれも自信の表れかもしれないです。謙遜することで、却って自信をにじませてるみたいな。もう、顔を見てから姐御……って感じしか起きないので……

お名前ですが、芹香（せりか）と名付けました。スマートでかっこいい名前がいいなと。芹ってかっこいいですよね。凛としてそう。勿論拳法家です。

そして二人目。妹のほうです。

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すごいかわいい。穏やかそうな顔なのに、心の火がぶっちぎってる。やべえ。姉にも勝る逸り気を持ってるのかもしれない。蓮根が好きって面白いですね。丁度11月あたりからの冬の季節は蓮根の旬です。はじめておうちで食べたものが大好きとかそんな感じかな。かわいい。

お名前ですが、髪が黄色だとやっぱり秋の植物にしたくなる。そして、なんか見た目がぽわっとしてるし（後蓮根エピソードがかわいくて）気性が激しくてもそんなに角が立つ子じゃないのかなという感じがあったので、始めて平仮名で名前をつけました。すすきちゃんです。よろしくお願いします。

素質ですが、体の土がちょっと低い、技の風が高くて、技の土が低いんですよね。ただ、一族内に弓使いがいないんですよね。木霊の弓を持たせるのは正直物足りないのかなみたいな所があるんですけど……。いやでも、防御力がちょっと低めで回避が高いのは後衛職でもやっていけそうな感じありますし、弓使いが素早いの正直めっちゃありがたいし、個人的に前衛職の姉の後ろに後衛職の妹が立っていてほしいというのもあり、弓使いになってもらいました！

いや、華やかになりました。かっこいい一族になっていく予感がします……。

そしてなんですけど……このタイミングで。出会いと別れは表裏一体なのでしょうか……菊梧の健康度が下がりました。菊梧はですね……彼は二回も死にかけてますし、生きていることそのものにものすごい価値のある子なんですよ……その彼が、寿命が車で生き延びてくれて、立派な二人のお子も残してくれた。そのことに、悲しいのと同時に嬉しい気持ちでいっぱいです。しかもですよ！！！！彼、現時点で1歳10ヶ月ペース。女子すら抜いて最年長です……。こんなに長く生き抜いてくれたなんて。

彼の命に対する執着と意思には、絶対に報いなければいけない。そう思いました。

幸いにも、彼の寿命はあと二ヶ月はあります。その時間に彼のすること、決まっています。二人の訓練をつけてもらうこと。今月どちらに訓練をつけてもらおうかと思ったところで……心の水が芹香の方が上だし、心の余裕とかいうことに関して言えば芹香の方があるのかなと思いました。だから、譲っちゃうんじゃないかな、順番として。

だから今月はすすきの訓練を菊梧につけてもらうことにしました。

芹香は自習ですね。まあ、本腰を入れるのがすすきというだけで二人の面倒は見るとは思うんですけどね。芹香には功徳の拳を買いました。もちろんすすきは伝家の木霊の弓。

そして討伐隊。今月は力を貯めて、来月大江山に打って出たいというのが予定です。また、交神も六流になっていくのでちょっと欲張って奉納点を獲得していきたいというのが正直なところです。メンバーは穣、洞助、楓、翠蓮。

ですので今回はできれば迷宮の奥の方に進んでいきたい。今月は双翼院への出陣です。

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