垣根の垣根の百物語

PSP俺屍Rの自分の一族とか某inb氏の一族の話とか ネタバレあります。

無念、そして希望~1018年 十二月・1019年 一月~

十二月です。今月で大江山の門が閉じます。

「機が熟すを待つ方が100倍勇気がいります」とイツ花は言う。そりゃあそう。でもそれは一族にとっては、特に琳太郎様にとってはきれいごとだよね。だって機が熟すのを生きて待てるとは限らないのだから。

 

ただ、今の自分の判断を支持してくれているのは確か。だから彼もとやかくは言わないと思います。

そして、自分が今年大江山に行かない、ということ。それすなわち、後続に全てを託すということです。だから、彼は決めました。もう自分は出陣しない、自分の子らにすべてを託すと。

今月の出陣は双翼院。葵、千種、山茶花梵天丸の出陣です。隊長は年長でしっかり者、何より琳太郎の意思を最も色濃く継いでいる葵に任せます。目標は槍の指南。職業の幅を少しでも広げたいです。

山茶花は弓が大活躍ですね。ただ、攻撃範囲が広い分進言を蹴ることが多くて、忠心が少しだけ不安です…この時期、茶器とかほとんどないし。

梵天丸は、、、、扱いやすいなあ!山茶花は何でもできるから進言を蹴られることに少しムッとしてそうだし、逆に梵天丸は単純だなあとも思ってそう。

 

ふたを開けてみると、槍の指南獲得、水葬も入手と、運がいいなあと思う今日この頃でした。

……スロット運、かなり良くないか?どっぷり故の試行回数の多さが原因かなあ……

 

 

 

そして、新年。一月になりました。

分かってはいた。そろそろかなとは思っていた。でもそれはプレイヤーの話で、一族には初めてのこと。そして、誰も予想していなかったことです。

琳太郎様の健康度が下がりました。彼にはもしかしたらわかっていたかもしれません。この時点での隠居の決意。もう、自分には「次」がないんだということが。

葵、千種、山茶花梵天丸。それぞれがそれぞれにその絶望と、「朱点の呪い」を初めて身近に感じた事と思います。

 

絶望が先に立ち、どうすればいいのかわからない葵。

ただ悲しみに呑まれそうになり、一人でいると泣いてしまいそうな千種。

頭の中ではわかっていても、どこか現実のことと感じられない山茶花

焦り、悲しみ、怒り、心がぐちゃぐちゃな梵天丸。

 

それぞれの思いがあるでしょう。そんな中で、琳太郎様は誰よりも責任感を感じ、誰よりも執念深く、誰よりも焦りながら、次の世代のことを考えて前を向いていました。

今月は、琳太郎様の交神です。槍の指南入手の吉報を聞いたとき、彼はもうどうするか決めていたのかなと思います。今月と、そして来月、できれば再来月までの使い方を。

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お相手は椿姫ノ花連様。最後に選んだのは、やはり植物モチーフの方。彼は、何を思って人生五回もの交神に至ったのか。そして、なぜ子供にはそれをさせないのか。やはり、焦りからの思いが強いのでしょう。そして、一応受け入れたとはいえ、この絶望の一ヶ月。何もせずにいられなかったのかもしれません。

そして、新年。悲しみに暮れながら、彼らは写真を撮りました。

 

 

 

 

 

 

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あのさあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

精一杯シリアスな雰囲気作ってるんだからさあ!!!!!!!!!!

もっと!!!!!シリアスな!!!!!!額縁をさあ!!!!!!!

 

娯楽部門に投資して、新しい額縁が解放されました。

いや、あの、嬉しいんですけど、ね。

……まあ、これくらい明るくした方が楽しいし、うれしいか。

寂しがりで甘えん坊の千種とかは、これでみんなが笑顔になって、それが嬉しくて一緒に笑ってるんじゃないかな。泣きながら。

来月からも、頑張っていこうね。